公務員(市役所)に転職したわかったメリット・デメリットー元銀行員が感じた違い

メリット・デメリット

こんにちは、めっしーです(^^)!

今回は、

「転職したくて、公務員もちょっと考えているけど、あんまりよくわからないな」

「今銀行で大変だけど、ぶっちゃけ公務員はどう?」

「公務員はみんな定時で帰れるのかなぁ~??」

と思っている方へ、

2年3ヵ月地方銀行で勤務し、退職した後に公務員試験を受験し合格した私が、銀行と市役所の大きな違いの中で、メリット・デメリットとして感じたことを3つずつ伝えていきたいと思います!

公務員(市役所)になって感じたメリット

1.ノルマが無い

 渉外行員として営業活動をしていた私にとって最大のメリットに感じたのが、これです。正直銀行員(だけでなくノルマを抱えた営業の方)から転職を考えている人は「ノルマが無い」に魅力を感じない人はいないのではないでしょうか。

 ノルマが無いため、銀行時代のようにノルマについて煽られることが無くなりました。行員時代は、上司からも支店長からも、毎月末、毎週末、日々、ノルマAについて、Bについて、Cについて、煽られ煽られ煽られ……(^^;

 転職してすぐの頃はそんな毎日から解放されたことを喜んでました(^^)。私はこれでストレスの7割が解消された気がします。

 公務員への転職に関して「ノルマが無いからと言って楽ではない」と述べている人がいますが、楽な仕事なんて無いと思いますし、何より「ノルマを”背負った”経験はあるのかな?」と疑いたくなります。厳しい業界で営業経験のある方からしたら本当に大きな違いだと思います。

2.雰囲気が緩い(仕事が伸び伸びできる)

 もうはっきり言って、市役所の雰囲気は銀行と比べたら超~~~緩いです(笑)

 もちろん所属長の方のキャラにもよりますが、銀行のそれとは比べられないです。私がカルチャーショックを感じたのは

・挨拶は立ち止まってする。朝も帰りも各島(デスクの固まり)ごとにする

・休日後は必ず同じ係の人や上司にお礼を言う

・お客さんが来たら正面を見て挨拶

・丁寧な言葉遣い厳守(特に電話) できてないと判断されたら即”指導”

など、小さな”暗黙のルール”が山のようにありました。

一方市役所では

・挨拶は歩きながら1回だけ、声も大きくない。

・ほとんどの職員が休日後も何事もなく出勤

・(部署によるが)お客さんが来ても、近づくまでは挨拶しない

・言葉遣いで言われることはほぼ無い

と真逆です。接遇の他、細かなことで上からガミガミ”指導”されることは無くなり、かなり仕事に対して伸び伸びと取り組むことができています!

3.ある程度自分のペースで仕事できる

 窓口での対応などがある部署では難しいかもしれませんが、多くの部署では自分で仕事のスケジュールを決めて、ある程度自分の進めたいように仕事ができるので非常にやりやすいです。

 朝には集中力を要するもの、昼過ぎは簡単な支払いや事務処理、夕方は他部署と調整など。またある日は朝からWeb会議を入れたり、1日外出したりと様々です。

 銀行の時は月初やイレギュラーがある時以外は、毎日同じルーティーンを「時間通り」にできていないと、その段階で”指導”されたので、大きな違いです・

 

公務員になって感じたデメリット

1.配属先で大きな違い

 もちろん専門職の方(技師、保健師等)はその分野に関わりのある部署での異動があります。が、多くの方が受験を考える事務職の方はどこに移動するか分かりません。

 道路に関する部署であったり、福祉関係の部署、観光系の部署やIT関係の部署など…….市役所の受験を考えている方は「どこに行くかが分からない」ことを思っているよりも強く認識しておいた方がいいと思います。

 私は教育委員会の仕事をしていますが、「工事の発注」など

「事務職でもこんなことするの!!??」

ということが満載ですので、覚悟はあった方がいいです。

2.独特なルールに縛られる

 市役所で働いていると、一般に民間で働いているとあまり縁のないようない「独特なルール」に縛られることがあります。詳しくはまた紹介できたらいいのですが、ここでは「公平性」について少しお伝えします。

 私も本を読んでいて知ったのですが、1995年、阪神淡路大震災があった際、役所に備蓄したあった毛布が欲しいと非難者からの要求を「公平性の観点からできない」と跳ね除けた職員に対して世間的に非難の声が上がったそうです。

 

 私が市役所の職員になってから感じたのは、上述した例は、平時に大袈裟なくらいに、何をするにしても公平性について向き合いつづけた結果、非常時でもその判断をしてしまうくらい染みついてしまっていたんだと言うこと。

 もちろん「非常時だから」と配布することを決断する職員もいるでしょうが、個人的には「公平じゃないから」とバッサリ切ってしまう職員がいてもおかしくない気がするようになりました。

3.時間外が多い

 これは市役所の規模や部署にもよります。政令指定都市の届かないくらいの市役所で私は働いていますが、時間外が多い部署の方がマジョリティだと思います。

 よく「公務員は定時で帰れる」というイメージはあるかもしれませんが、私が仕事を終えるのは遅い早いを均したとすると、だいたい午後8時過ぎごろ。繁忙期ですと10時を超えることが連日続くこともありますし、比較的閑散期(あまり無い)だと週に2日定時で帰れる時もあります。

 私に関しては、月35時間~50時間で時間外をしているくらいです。ただまだまだ、若手は給料が高くないので時間外手当が付くと助かったりしますね。

まとめ

 市役所で働くメリットとデメリットをそれぞれ紹介しましたが、いかがでしたか??

メリットとデメリット、トータルで考えて、公務員試験に挑戦するのを検討する際に参考にしていただければ嬉しいです。

それじゃあ、また!!

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