「もう金融商品のセールスはしたくない……」
「ノルマの生活から解放されたい……」
「伸び伸びと仕事がしたい…….」
私はみずほ銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行といったメガバンクで働いたわけではないので、それらの内情はよくわかりません。ただ地方銀行には2年3ヵ月勤務しておりましたので、規模や社風などによって違いはあるにせよ、どのような業界かはある程度理解しているつもりです。
私は働きながら受験して公務員に合格したわけではなく、一度退職してから試験に挑みました。そのことについて述べていきたいと思います。今本当に苦しみながら仕事をしている銀行員で公務員転職を少し検討している方へ何かをお届けできたらと思います。
1.退職してから受験した理由
まず、公務員”転職”を考える方は最初に働きながら受験することを考える方が多いと思います。ただ、私はそれは考えませんでした。なぜなら私にとって銀行での仕事はあまりにも苦痛だったため、転職することよりも「辞めること」の方が先にありました。それに加えて、私には公務員受験をする自身がありました。
実は私、大学時代に一度公務員受験を経験していました。その際の経験があるので、
「試験って何をやるの?」
「どんな科目があるの?」
「どれくらいの勉強したら受かるの?」
というのはだいたいイメージできていました。大学時代は恥ずかしながら将来のことについて深く考えず、真剣に勉強しなかったため不合格でした。しかし、その経験が公務員転職するにあった自分を非常に助けてくれることとなりました。
退職→受験を決意した最後の要因が、「そこそこのまとまったお金」がありました。
行員自体は実家暮らしだったので、生活費は親にお願いして(ありがとうお父さんお母さん!)、それ以外のことは少なくとも1年は問題ありませんでした。
よって、私は
あまりにも苦しすぎた現状+公務員受験の経験+余裕資金
という条件が整ったため、退職してからの公務員受験を決断できました。
2.私の立てた戦略
公務員受験をするにあたって、私がもっとも重要と考えたのが、「どこをターゲットにするか?」でした。
どこをターゲットにするかで、準備が変わります。「公務員受験」と一口に言っても、中央省庁、都道府県や政令指定都市、市町村、警察や消防、教員etc……
以上全て公務員です。そして受ける所によって試験内容が違うので、それを知る必要があります。
都道府県・政令指定都市は「教養科目」に加えて「専門科目」が必要。市役所は「教養」だけでいい。詳細なことは他のサイトで調べてもらえば出てくると思いますし、私も今後紹介するかもしれませんが、私の場合はそれがまずベースでした。
「専門はしっかりは勉強できないから難しいな。教養だけでもみっちり最低3か月は勉強したいなぁ」
そう考えていた私は、志望先の市役所(現勤務先)がC日程として9月に試験日を定めていたため、逆算すると6月中には仕事を辞めよう。すぐには退職できないから4月中には退職を伝えよう。併願先も本命受験の日程に近いかそれ以降で受験できるところを選ぼう。そう決めました。
そして4月の1週目には退職の意思を会社側に伝えていました。
あとは勉強するのみです。
3.まとめ
本当に細かいこととか、書きだしたらこの記事だけはとても完結しないので今回は本当に「ざっくりとした私の公務員転職の導入」を紹介しました。次回以降もう少し詳細をお伝えしていきたいと思います思います。
まとめとしては、働きながら合格することができるのがベストだとは思いますが、あまりにも仕事が辛い方にとっては、日々のストレスの中、少ない勉強時間や面接等の準備が不十分な中挑戦するよりも、思い切って条件を整えて辞めてから受験するのもアリだと思います。
私は市役所に転職して大変なこともありますが、行員時代とは違い、180度人生が変わったように幸せに生きることができています。
銀行員として幸せに生きられないと感じる方へ応援のメッセージとなれば嬉しいです。
では、また!!
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