数的処理の勉強法!具体的に紹介します!!

公務員

こんにちは!めっしーです!

 以前から何度も「数的処理は大事ですよ!」とお伝えしていますが、今回の記事では、その数的処理の勉強法について具体的にお伝えします(^^)

 「数的処理が大事なのはわかったけど、正直とっつきにくいな・・・」

 「何か勉強しにくい科目だよな」

 そう思う方へ!今回の記事を読めば、数的処理について苦手な方でも合格ラインくらいの実力を身に付けられる勉強法について紹介します!

 

※私の勉強法は、『改訂版 E判定からの大逆転勉強法』(柏村真至・武田康・村田明彦 南極流宗家KADOKAWA/中経出版 2014年)という本の「改定前」(高校生の時に購入しました。改訂版と大半は変わりないです)のものを参考にしています。自分が公務員試験を受験するにあたり、実践した内容はアレンジをしたりして、当書籍のものと異なる点がいくつかあります。

勉強法(セルフレクチャー法について)

 私はどの記事においても、「反復してください」「繰り返して解いてください」等、「同じ」教材(問題)を何度も解くことについて述べてきました。それは、なぜか?ー結局、どの問題集もだいたい「同じ」内容が載っているからです。試験内容が決まっているから当然と言えば当然ですね!

 ではどのようにすれば、「効率よく反復できるか?」ーその答えの1つが「セルフレクチャー法」です。

 ※上記の書籍にセルフレクチャー法が記載されていますが、以下私が紹介するものは若干異なることを重ねてお伝えします。ご了承ください。

 セルフレクチャー法とは、「計算などは行わず、問題の方針・必要な図・式などのみを作成(書かなくても可)し、その時点で、解答見てその時点で終える復習法」のことです。

 よくよく考えてみれば、数学とか数的処理の問題は、式とか方法さえ分かれば、あとは作業(計算等)ですよね?ただ、その「作業」に1問あたりそれなりに時間がかかってしまいます。

 それなら、「作業部分」を除いて「問題の本質部分」にスポットを当て、その部分だけ何度も反復すれば、時間をかけずに何度も解くことができますよね!

 では、実際のやり方を見ていきましょう!以下が手順です。

 ステップ1:問題を読む 

 ステップ2:解法を口に出す(or要約して書く)

 頭の中で、「わかったわかった」と思っていても、実際に「説明して」と言われると、できなかったりします。口に出すか、図書館等で勉強できない方は要約して書きましょう!

 ステップ3:解答を読んで確認して終わり

 セルフレクチャーのやり方はこれで終わりです!ところで、セルフレクチャー自体は(数多く反復することを想定した)「復習法」です!

 「数多く反復する」とは、上記書籍では、同じ問題を「最低7回以上」が推奨されています。

 ただ、社会人の方にとっては、久しぶりに数学っぽいことをやるわけです。解答を読んでも理解するのに思ったよりも時間がかかったりします。ですので、最低8回を目標にしましょう!

学習の手順

 まずは、数的処理の勉強をするにあたって、1日あたりの解く数(ノルマ)を決めておきましょう。オススメは、1日5問~7問ほどです。とくに勉強を始めたばかりの時は少なくした方がいいです。「あ、もう少し行けるかな?」と思ったら、増やしてください。

1回目:理解に徹する(ただ、すぐには正解を見ず、少し考えるように)

 そもそも授業を受けたりしているわけではない思うので(予備校等を活用している方は別ですが)、まず解けませんよね。ですので、1回目は一生懸命書かず、いきなり解こうとしないでください。正解を読んで、理解してください。解こうとして、解答がわからず1問に対して1時間とか費やすのは非常に非効率的です。

 ただ、問題を読んでからいきなり答えを見るのは、少し考えてから答えを見るのと比べて、経験上定着度が弱いように思いました。少しでも脳に汗をかいてもらって、それから正解を見るようにしましょう!!

 1問あたり6~7分、理解できなければ長くても10分くらいで切り上げて、次の問題に行きましょうね。

2回目:1回目のすぐあとに行う。セルフレクチャーを行う

 2回目で復習になりますが、この時初めてセルフレクチャーが登場します!

 1回目のすぐ後に行うようにしましょう!そうでないと1回目の効果が半減してしまします。上記書籍では3日以内が推奨されていましたが、私は大半の問題は翌日に2回目をこなしていました!

 前日等に見た問題なので、3~4分等、時間をかけずに解きましょう!

 「っていうか理解できてないんですけど」

 という問題は、1回目と同様に理解に徹してください。この時、きちんと「解けた問題」(〇)、「理解したけど、解けなかった問題」(△)、「理解できてない問題」(×)に仕分けます。

3回目~5回目:2回目と同じ。仕分けを忘れず、スピードアップに務める

 3~5回目の内容は2回目と同じですが、回を追うごとに短く短くできるようにします。ただし、アウトプット(頭で解法をイメージするだけでなく、ちゃんと声に出す等行う)はきちんと守るように。5回目の時点で1問30秒~1分でできたらいいですね!

 また回数を重ねるうちに、×→△、△→〇と理解できるようになったり、解けるようになっていきますので、どんどん仕分けに反映させていきます。

6回目:最後まで書いて解く → ちゃんと解けるか確認

  おまたせしました!6回目まできたらちゃんと最後まで書いて解きましょう!

  本当に最後まで解けるか?確認してください。

  「これは何回やっても必ず解けるな」という感触になったら、仕分けを◎(確実に解ける)にしましょう!

7回目以降:セルフレクチャー&実際に書くの組み合わせ

  7回目以降は、セルフレクチャーと実際に書くのを組み合わせていきましょう。スピードアップに務めるのはもちろん、×~〇の問題が◎になることを目指してください。

  最低8回以上と言いましたが、とにかく考えずにぱっと解法がわかるまで反復して、身に付けていくのが重要なので、回数は意識せず同じ問題を反復しましょう!!

注意すべきこと

 1ヶ月~2ヶ月くらいまとまった時間を数的処理に割いて勉強していると、初見の問題でも対応できようになってきます。

 ただ、その状態で「しばらく数的処理は放っておくか」と全く手を付けずにいると、「あれ、全然解けないぞ!」と想像以上に衰えてしまうことがあります(笑)。

 ですので2~3問でいいので、毎日少しは解きましょう!

まとめ

 いかがでしたでしょうか?今回の記事は「数的処理の勉強法」について具体的に紹介しました。

 まとめると、以下の通りでした!

  •  学習法は「解法だけ示す」で反復効率を上げるセルフレクチャーを使用する
  •  実際の手順は1回目は理解に徹し(でもいきなり見ない)、2回目以降セルフレク チャー。最低でも8回は解く
  •  学力維持のために毎日少しは解こう!

 数的処理は苦手意識がある方はとっつきにくいと思いますが、お伝えしたようにやっていけば、学習が進められると思います!

 それではまた!!

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