市役所転職にむけてー試験の概要(体験談含む)ー

Ylanite KoppensによるPixabayからの画像 公務員

 こんにちは!めっしーです(^^)

今日の記事は、

「やっぱり公務員受けるなら市役所かな~。でもどんな試験だろう?」

「公務員試験って難しいよね~」

「働きながら勉強するのは難しいかな~」

と思っている方へ!

公務員試験の受験を検討する方は色々調べますよね!

そんな方に、市役所の試験内容について自分が経験したことをお伝えします(^^)

 もちろん全ての自治体が同じわけではない(特に二次試験以降)ので、ご自身の出願先についてはHPなどで情報の取集を欠かさずにしましょう!

1.一次試験(筆記試験)

 政令指定都市を除く市役所(以下、市役所)の試験は大きく、一次試験(筆記試験)二次試験以降(面接、小論文、集団面接等)に別れます。ここでは一次試験について述べていきたいと思います!

 

 市役所の一次試験は基本的には教養試験のみで出題されます。教養試験は、高校までで学習する知識で解くことができます。イメージとしては大学受験で解く問題とかなり似ていますね!

 出題範囲がそれだけなので、大卒で一度就職した方に取っては、大学を受験した時に一度学習した知識なので、受験するにあたってハードルが下がりますよね。

 

 ただ、数的処理など、知識自体は知っていても、出題の仕方は大学受験の問題とは異なりますので、「自分は自信あるから別に勉強いいわ~」と思う方(あんまりいないと思いますが(^^; )でさえも、多少は反復して問題を解いた方がいいと思います。

 

以下、区分と科目、その出題内容について、ざっと説明します。

 (1)区分と科目

 区分は大きく、「一般知能」「一般知識」に別れます。それぞれ、科目として、一般知能が「数的処理」と「文章理解」、一般知識が「人文科学」、「自然科学」そして「社会科学」があります。

 最初は大きいところからイメージしてくださいね(^^)

 一般知能・・・数的処理と文章理解

 一般知識・・・人文・自然・社会科学

 「一般知能」「一般知識」に別れていて、一般知能は”文章を読み込んだり、数字や図を使ったり、描いたりしながら解いていく”、一般知識は”暗記ものが多い。学習して理解したものを「正確」に解答する”、まずはそんなイメージでいいと思います。次はもう少し掘り下げます。

 (2)出題内容

 まずは「一般知能」から見ていきます。科目が「数的処理」と「文章理解」があります。

 「数的処理」はさらに「判断推理」と「数的推理」、「空間把握」と「資料解釈」の4つに別れます。イメージは「数学で習った”ような”やつ」でいいと思います。さらに言うと、自分が高校生の時は、「数A」というカリキュラムで学習したものが多かったです。場合の数とか、確率とか真か偽かみたいのですね。

 「文章理解」はもう「ザ・センター試験(今は共通テスト?)の現代文と英文」です!

 これで十分でしょう!笑

 一般知識は、「人文、自然、社会科学」でしたね。

 人文科学→地理・世界史・日本史のザ・センター試験

 自然科学→理科と数学のザ・センター試験

 社会科学→政治・経済・現代社会のザ・センター試験

 これもこれでわかりやすいんじゃないですかね?!笑

 本当に高校時代に勉強していた内容を学習して試験に挑みます。

 

 細かい勉強法とか、「40問中13~16問は数的処理だから勉強時間の配分は・・・」という話は今後しますね(^^)

 はっきり言って、一次試験に関しては予備校に行かずに、自分でテキストや問題集を買って学習するだけで突破できると思います。

2.二次試験以降(面接、小論文、集団討論等)

 次に二次試験以降について説明します。これについては、はっきり言って出願先でかなり違いますから、しっかりHPで確認しましょう!以下については自分の受験した市(現勤務先)について紹介します。

(1)二次試験

 一次試験の合格発表から約2週間弱で合格発表、それから1週間ほど後に二次試験が行われました。二次試験は合計2日間ありました。1日目が集団面接と適性検査・試験2日目が集団討論でした。

 先に言っておくと、二次試験より後は独学で対策を講じにくいです!

 集団面接・・・面接官:4人 受験者:3人 面接官が受験者に対してそれぞれ2つずつくらい聞きたいことを聞いていく。返答に対して特に突っ込まれたり、深堀りされない。

 適性検査(クレペリン検査):膨大な数の数字が印字された用紙を左から順に1桁+1桁をひたすら足し算していく(あんまり対策とかしなくていいです)

 適性試験:計算問題・分類問題・図形の置換問題を正確かつ迅速に解答する。

 集団討論・・・約8人で与えられた議題について討論してひとつ「結論」を出して発表する。

例:「救急車を有料にすべきか否か?」「男性の育児参加促進について」

       

 集団面接はいわゆる「面接」とは少し違って、簡単に過ぎていくので、二次試験の最大の関門は集団討論だったように思います。自分の場合は予備校で何度も練習していたので、知識があまりない議題であったのですが、慌てることなく対応できました。

 集団討論は慣れてないと、知識の有無でパフォーマンスにムラが出ますよ!

(2)三次試験

 三次試験は二次試験から10日ほど(あんまり間が空いてなかったように思います)?で行われました。三次試験も合計2日間行われ、私の場合、1日目が論文試験二日目が個人面接でした。

 個人面接・・・面接官:4人(1人は副市長) 受験者:1人 

みなさんご存じの「面接」ですね。2次試験の集団面接とは違い、応答に対して突っこんだり深堀りするような質問も聞かれます!

 論文試験・・・論文試験は、イメージが沸く人は多くないかもしれませんが、大学入試でも一部行われている「小論文」と同じだと思ってもらったらOKです。

例:「〇〇市のブランド力向上には何が必要か?」

 私が受験した市役所は三次試験までで終了し、この後に合格発表でした。

 まとめ

 いかがでしたでしょうか?市役所の試験内容について概要を説明しました!

 「長い~~こんなにあるの~?」

 「集団討論って何だよ・・・」

 「どうやって勉強しよう・・・」

  様々な感想があると思いますが、自分がどう勉強したり、対策を練っていったかは追って紹介できたらと思います(^^)

 それでは、また!!

  

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