こんにちは、めっしーです!
今回の記事では、公務員試験の教養試験の学習スケジュールについて、紹介させていただきます!
「だいたい難易度とか勉強方法はわかったけど、勉強の計画ができない・・・」
「ある程度の期間勉強を続けるのはダレるなぁ・・・」
「できるだけ効率よく勉強したいなぁ」
何教科何科目もあって、公務員試験は「何を捨てて、何をやるか」という選択も大事です。それと同時に、「どうやるか(方法、日程等)」というのも大事です。
今回の記事では、オススメの学習スケジュールを各教科の特徴とともにお伝えします。
学習期間については、試験までの期間を序盤・中盤・終盤に3分割しています。
最後まで読んでいただけると嬉しいです(^^)
各教科の特徴
まず、学習の計画を立てるには各教科の特徴を知る必要があります。以下にまとめたので、ざっとみて下さい。
- 数的処理・・・出題数最多。定着に時間かかる。1回定着したら忘れにくい
- 文章理解・・・英語が苦手な人は勉強すると効果的。定着に時間がかかるが忘れにくい
- 時事 ・・・出題数多い。参考書と問題集だけでも教養試験は乗り切れるが、2次試験以降考えると二ュースやSNS等でも学習したい
- 社会科学・・・定着に時間かからない。ただ忘れやすい
- 人文科学・・・定着に一般知能と比較して時間がかからない。広範囲なため社会科学より かは時間かかる。
- 自然科学・・・定着に時間かからない。科目(生物~数学)ごとの特徴の違いが大きい。
要するに、一般知能(数的処理・文章理解)は定着(安定して解ける)に時間はかかるが、一度定着すれば力が落ちにくく、一般知識(社会・人文・自然科学)は定着に時間は(一般知能と比較して)時間がかからないが、時間が経てば忘れやすいという違いがあります。
つまり一般知能と一般知識では定着「後」、学力のメンテナンスの労力が違うわけですよね。これを踏まえて、「一般知能は序盤~中盤に集中して完成させ、一般知識は中盤~終盤にやりこむ」という風にすれば、一般知能は最小限の労力でメンテを行い、一般知識は忘れる前に試験に挑むことができます!
時事については、かなり特殊になるのですが、定着までの時間やメンテの労力を考えると、一般知能と一般知識の中間のような特徴があります。
教養試験だけであれば、最悪、直前に問題集を反復しまっくたらなんとかなるかもしれませんが、論文試験である方は対策しないといけないですし、面接で
「最近気になったニュースは?」
「なぜそのニュースが気になったの??」
と聞かれて、参考書と1問1答をやっただけの状態では、その状況を乗り切れないと思います(時事が好きな人は大丈夫です。)
ですので、時事の勉強としては「一般知能と同時期に始める(強度は低く、期間は長く)」「終盤に問題集反復(期間は短く、強度は強く)」という軸を持っていればと思います。
詳細な勉強法については以下を参考にしていただければと思います。
ではプランニングを見ていきましょう。
序盤の計画
まず序盤の勉強で絶対にやってほしいのは数的処理を徹底してやりこむことです。もう半分くらいこれで決まってくると思います。数的処理をきちんと安定して得点できるような状態で序盤に持っていけたら、かなり後々楽になります。
「数的はニガテで勉強するのが億劫になる・・・」
という方は以下の記事を読んでみてください。この勉強法は苦手な人ほどオススメです。
次にやることは、「英語を勉強するかしないか」決めることです。というのは、英語が得意な人からしたら勉強したところでそこまで得点率に大きな影響がありませんが、英語が苦手な方からしたら、大きな伸びしろがあるからです。というより、英語を全問失点するとマズイですし・・・。
ですので、英語をやるかやらないかを決めましょう!もし英語をやると決めた方は以下の記事で方法をお伝えしていますので、序盤のうちにスタートしましょう!英語については次の勉強法を参考にしていただければと思います。
時事もできればスタートしたいですが、英語やる方は時間配分が大変だと思いますので、バランスを見て少しずつ時間を割けるようにしてください。
逆に英語をやらない方は時事+社会科学どれか1科目手をつけてみるのもいいと思います。
中盤の計画
学習期間の中盤に入った段階で、一般知能の科目がほぼほぼ安定して得点できていたら半分勝ったようなものです。
この段階で、序盤に大きなウェートを占めていた数的処理の時間を1日30分メンテナンスする程度に減らしましょう。
中盤は一般知識に着手していきますが、オススメの順番は社会科学→人文科学→自然科学がいいかと思います。
社会科学は時事との関連がありますから、先にやっておくと選挙等の時事のニュースに触れた時に、
「あ、これはあのことだな」
とリマインダーのように脳が働いてくれますので先にやっておきましょう!社会科学の勉強法については以下をご覧ください。
人文科学と自然科学はどちらを先にやってもいいと思いますが、個人的には人文科学がいいかと思います。色々考え方はありますが、かなり広範囲に渡ってやる科目なので、中盤の終わりにはある程度完成させることを思えば先にやるがいいかと。
それぞれの勉強法について載せておきますので、ご参考にください。
もちろん、ウェートの違いはありつつ、同時平行でもいいと思います。
時事はそのまま継続しましょう!また問題集を解いたりしたら、「アウトプット」を意識した「インプット」感覚を磨いたりできます。例えば、問題を解いたあと、参考書を読んでいるときに
「この部分はこうゆうところでひっかるかな~」
という感じです。
また、英語自体には自信あるけど、問題解くのが不安な方は、中盤で過去問を解いたりして、方針を考えてもいいと思います!
終盤の計画
終盤は勉強を仕上げていきましょう!具体的には中盤までで完成していない科目がもしあれば、完成させたり、苦手分野に取り組んだりしていきます。
時事については、いままでは参考書と問題集以外にも勉強していたと思いますが、この段階では参考書+問題集だけやればいいと思います。
個人的には、過去問の頻出分野を徹底反復するのが一番得点が上がるかと思いますのでオススメです。
とにかくこの時期は「勉強あるのみ」です!もちろん上記のことを「意識」して…
注意点
注意してほしいことが2点あります。1つ目は「計画はざっくり作る」ことを意識しましょう!。細かく作ったところで、なかなか思うようにいきませんし、できなかった時にストレスが溜まりますよね。
ですので、「この問題集は〇月までに終わらせる」「〇〇科学は試験1ヶ月前までには終わらせる」くらいアバウトでいいと思います。
細かい計画をする時間があれば勉強しましょう!
2つ目に注意してほしいのは、色々偉そうに書いてきましたが、あくまでこの計画は私の意見ですので、これが正解ではありません。自分にあったペースや計画があるのでそれを見つけて取り組んでいってもらったらと思います。
ちなみに私の場合は勉強を始めて1ヵ月くらいは数的処理しかやらなかったですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
- 各教科の特徴・・・一般知能は定着に時間がかかるがメンテしやすく、一般知識は定着は早いがメンテが大変
- 序盤の計画 ・・・数的処理は絶対にやりこむ。英語自信あるならやらなくていい
- 中盤の計画 ・・・一般知識系をやりこむ。数的処理のメンテ忘れないで
- 終盤の計画 ・・・未完成部分、苦手な科目や頻出分野、時事の問題集の反復に取り組む
- 注意点 ・・・計画はアバウトに。自分にあった計画で取り組もう。
ある程度試験までの計画を頭に入れた上で、今目の前の勉強に取り組むのは、それをしないで中途半端にやるのとは違って、一次試験の合格に大きく近づきます。
ここまでありがとうございました!
それではまた!
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